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『「日本人」は変化しているのか: 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義』 [読書]

『「日本人」は変化しているのか: 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義 』
2018/1/23   池田 謙一 (著)

2009年度から5年間の研究成果が整理されています。
興味深いデータがいくつもあり、示唆に富む研究成果です。
おおいに楽しめた一冊です。

しごと柄、どうしても若者の心理に注目してしまうので、
最も興味深かったのは、第8章です。
個人的に最も衝撃的であったデータは、221頁の図7です。

ネタバレになるので、これ以上言及しませんが、
確かに、「若者は信頼できなくなって来ている」
(一般的信頼も、制度信頼もいずれもです・・・)
民主主義への強い支持も若年層ほど低いです。


そのような感覚は随分前から肌で感じていましたが、
このようなグラフを改めて突付けられると、若者の心の叫びが聞こえてくるようです。


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例えばこんな読み方は、いかがでしょうか。

予想されうる仮説が予め示されていることが多いので、
これらの最初の文章は読まず、まず最初に、データを見る。
そして、自分なりにあれこれ思考を巡らし、マイ仮説を打ち出す。
マイ仮説が当たっているかどうかを読み進めながら確認していく。


沢山のデータが出てきますが、これら全てのデータを繋ぎ合わせて行く作業によって、
きっと、あなたにとっての"The 日本人"がこれまで以上にクッキリと浮かび上がってくるでしょう。

それは、読者ごとに異なる日本人像かもしれません。
しかしながら、少なくとも、あなたにとってのこれまでの日本人像は、この本を読まれる日を境に
きっと変わることでしょう。


データの解釈は一通りではありませんし、明確な結論が得られないものもありそうです。
その辺りは、読者の考察に委ねられているとポジティブに受け取られるといかがでしょうか。


2016年はポピュリズムに注目が集まり、ソーシャルメディアの政治観への影響力は、大変興味深いところですが、当時のデータでは不十分なところも多く、データ分析&解釈が非常に難しいようです。
このあたりは、今後の課題であるようです。





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12歳から大人まで政治の基礎の基礎がよくわかる本 [読書]

12歳から大人まで政治の基礎の基礎がよくわかる本
2010/7/18 瀧澤 中 (著)


政治のこと、選挙のことを上手に説明されている書籍を探していて。
外国の邦訳版ではよい本に出逢えた一方で、日本の書籍にはなかなか出逢えていなかった。


子ども達にも分かりやすく説明されていて、とっつきやすいもの。
政治に興味を持てなくて、選挙に行かない若者にとっても読進められそうな本。

うーん。
やはり、
諸外国に比べて、一般の人や子ども達も読みやすいものが少ないのではないかーー。
池上氏ばかりに頼りすぎていないかーー。

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そんなところに、見つけたのがこちら。
12歳には、さらにとっつきやすい一冊が必要かもしれないけど、14歳なら確かにいけそう。

大変スッキリと簡潔に記載されており、
容易に理解できる様な工夫がなされていた。


政治に対する著者自身の考えは極力抑えられていて、
政治の基礎の基礎を、冷静に伝えることに専念されていた。

こちらを読んで、政治、選挙に関心が高まればいいなあと思う。
もう一歩進めて学べるような本はわりとあるように思うので、まずは、この一冊か。



大人でも、政治や選挙の基礎の基礎から確認したい、
そんな人には、けっこう良いかもしれない。

タイトル通りで、裏切らない良書。





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アイデアはどこからやってくる? (14歳の世渡り術) [読書]

子ども時代の原体験の探Qの続きです。


子ども向けに書かれた本ですが、
岩井氏の本読んだことないなあ、と思ったもので今回はこちらを。

アイデアはどこからやってくる? (14歳の世渡り術) – 2010/6/11
岩井 俊雄 (著)


著者の岩井 俊雄氏は、
日本のメディアアーティストの草分け的存在で,
たしか、日本で一番始めにこの肩書きを名乗られた方です。
数々の独創的な作品を創られていますね。

お子様なら、縦に開いて読み進めて行く絵本『100かいだてのいえ』を思い浮かべられるでしょう。

14歳向けの本ではありますが、
第五章の”アイデアは子どもが教えてくれる”を興味深く読みました。

大学卒業前に製作された受賞作品「時間層」の創作過程で、
テレビをストロボに使うアイデアは、
扇風機の羽根越しにテレビの画面がチラチラ見えた子ども時代の記憶がふと思い出されたことによるそうです。自分の中に深く刻まれていたことが、アイデアのひらめきとして突如出現しました。

幼少の頃は、父親と色々なものを分解して遊んだそうです。
小学三年生頃には、母親からおもちゃ買いません宣言が出て、欲しかったら自分でつくりなさい、と。
この父母の教育方針が非常に大きいと感じました。
絶妙のバランス感覚での両親の協働が功を奏したのではないかと。
その時期も、絶妙ではないかと思うんです。

小学3年生頃までは、おもちゃや、図鑑等を与えておいて、そしてそこから全力でアウトプットの方向性に持って行くという・・・
(後だしじゃんけんではありますけれど)ご両親のその測ったような緻密な計算に脱帽です。


テレビのスピーカーから取り出した大きな磁石をテレビ画面に近づけて画像をゆがめて遊んでいたら、
色がズレたまま戻らなくなってしばらくの間、治らなかったという苦い経験も、
同時に面白い現象として、その体験が強く記憶に刻まれたとのことです。


もしかしたら、
氏のキーワードである、
"インタラクティブな映像作品"の第一号が、子どもの頃に創った
この巨大磁石を使った映像作品だったのかもしれませんね。

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子ども時代の強烈な発見や体験は、たった一度であっても
エピソード記憶として、しっかりと記憶に刻み込まれます。


ポイントは、
驚き、感動、意外性などから生まれる、感情のダイナミックな動きでしょう!
そして、エピソード体験の特徴は、通常の学習のように反復、復習を必要としないのです!

ふつうではない、感情が揺さぶられる体験の記憶が、血となりまた、知となるのでしょう。



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John Hattieのメタ分析『Visible Learning for Teachers)』 [読書]

John Hattieの『Visible Learning for Teachers)』の訳書。

『学習に何が最も効果的か』、原田信之 訳者代表 あいり出版、2017。

学校教育者は言うまでもなく、学校以外の教育関係者にも必読の書だと思います。
とりわけ、これから教員になられる学生さんに読んでいただきたいです。


これまで、日本以外でも、以下の言語に訳されており、世界各国の教育界で読まれています。

ドイツ語、
中国語、
デンマーク語、
スウェーデン語、
ノルウェー語、
日本語、
フランス語、
イタリア語、

(現在は、もっと増えているかもしれませんね。)


生徒の学習にとって、学校教育における膨大な数の要因のうち、
何が決定的な性質か、生徒の学習へのインパクトはなにか、
種々の要因が生徒の学習の到達度に与える影響をメタ分析したデータをまとめたものです。


全て、鵜呑みにするのではなく、教師一人一人が実践とこの膨大なメタ分析結果と比較分析し、
さらなる考察をすることこそ重要ではないでしょうか?

データを活かしつつ、実践の現場を見つめ直し、より高い学習効果を生み出すには、
どのように改善すべきかを追究していきたいですね。

実践の中で得られたデータと照らし合わせていますが、大変興味深い知見が得られました。
そこから考察を深める、さらに重要な気づきが得られること間違いなしです。




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『心理学が描くリスクの世界 第3版:行動的意思決定入門』 [読書]

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意思決定の理論。



人生は意思決定、行動選択の連続といえる。
誰もがそれぞれ、絶え間なく、自分自身にとってベストな選択を探しているはず?!

今回は、まず大人の研究成果をおさえておこう。
そんなわけでこの分野をざっと見通すために読んだ書がこちら。

『心理学が描くリスクの世界 第3版:行動的意思決定入門』 単行本 – 2018/1/23
広田 すみれ (著, 編集), 増田 真也 (著, 編集), 坂上 貴之 (著, 編集)


本書は、大人の心理学だけれど、
基本的なところをおさえられたので、かなりスッキリした気分。
心理学的アプローチにより得られた意思決定多くの興味深い実験結果が紹介されていた。

大変読みやすく、実験に使われた問題や例題も豊富に掲載されているので、
クイズに挑戦する感覚で楽しめると思う。

クイズを楽しめるのと同時に、これまで知らなかった世界に出会える。
ああ、そうだったのか・・・これは意外!!
なるほど、そういうことね!!
人の心理って摩訶不思議なしくみね!
合理的思考ばかりが言い訳じゃない!
などと、
こちらの分野の専門家でなければ、少なくともどこかのページで驚けること間違いない。

おまけ。
若い女の子は、"私のどこが好きっ?"と彼に尋ねない方が賢明かもしれない。



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個人の意思決定ももちろん面白いのだけど、集団での意思決定はさらに興味深く思える。
集団の意思決定、集団の課題解決、同調なども興味深い。

同調の結果は、こんなにも・・・?
にわかに信じられないほど、高い比率。
被験者じゃないから思い切って言ってしまおう。
もっと、しっかり自分を持って、自分の考えを貫いて!!



こうなると、やはり小中学生の子ども達の集団としての心理がきになるところ。

探Q舎の学び。
一人の場合は、比較的シンプルなのだけれど、二人以上になると授業が格段に複雑な展開を見せる。
まあ、それは当然なのだが・・・・・(何算なのかはわからない。)
ただ、それは単なる1+1ではないことだけは確か。

子ども達にも、大人達の世界同様、おそらく複雑な集団心理が働いているのだろう。
協同的な学びといいつつ、一人一人が手を抜いてしまったらそれはそれは大変。
大人の世界よりも協同が上手であってくれることを祈る。

アクティブラーニングの成功の鍵は、この辺りにあるのではないか。



子ども達の世界での、集団の意思決定、集団の課題解決、同調、ピアプレッシャーなども興味深い。
ぜひ、最新の知見を入手しなければ・・・

探究型の学びの中での子ども達の心理の探究は、こちらの探Qテーマでもある。




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『教育思想の50人 』 [読書]

『教育思想の50人』 2012/10/24   青土社
リオラ・ブレスラー (著), デイヴィッド・E・クーパー (著), ジョイ・パーマー (著), 広岡義之 (翻訳),
塩見剛一 (翻訳)

現代の教育思想家50人の思想、理念、実践が紹介されている。
思想構築へ影響を与えたであろう生い立ちやバックグラウンドも、
コンパクトにまとめて情報提供されており、入門書として読みやすく親切な構成となっている。

他の教育思想の書籍には取り上げられていない現代哲学者に関しても、教育の視点から考察されており、
有用である。そこまでメジャーではない最近の哲学者の教育思想も概観できる。
いま、はやりの道徳教育に関しても重要な論説がある。
教育関係者はこれくらいは知っておきたいところ。


ただし、オーソドックスな概論なので、
原著とは解釈が異なる場合もあるような印象があるので注意を要する。
入門書として使う方法、あるいは、さらっとおさらいするために読むのが良いだろう。

この50人の思想を大枠につかんだ上で、興味ある人物に関してさらに掘り下げるための
文献リストが整理されており、使い勝手よく編集されている。

ただ、こちらは第二巻なのだが、なぜか第一巻は和訳されていない。
教授の先生方、ぜひ、第一巻もはやいところ和訳してほしい。


ぜひ、日本の教育のために。





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『自信を育てる心理学「自己評価」入門 』 [読書]

教育界では、しばしば、自己評価、自己肯定感、自己重要感、などという言葉が取り上げられる。
諸外国に比べ、自己肯定感が極めて低い日本の子ども達。
実際、これは大問題。

でも果たして、子どもだけなのか?
大人はどうなのだろうか?

もうちょっと自信がでてくればなあっていうお子様(中学生以降)がいる。
幼少期、児童期のときのトラウマに苦しめられている大人たちがいる。

実際、このような人々はかなり多いというのが正直な印象。

そんなことから、
自己肯定感、自己評価について、
ここで、もう一度考えてみることに。

自信を育てる探Qスタート。
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『自信を育てる心理学 「自己評価」入門 』
ナサニエル・ブランデン (著) 春秋社




シンプルだが確かに重要な問いかけに答えて行く形で、
素直に自己と向き合うワークを続けて行く。

(自身もやってみた。

間をとらずに余計なことは考えず、誤字脱字とか気にせず、
殴り書きで、テンポよく猛スピードで書き出すのがコツだと思う。)

自分のこれまでの生き方について、
何か、もやもやを抱えていることがあるなら、スッキリすると思う。



ただ、ワークはこれでもか、これでもかと続くので、
一度ではできないかもしれない。

数回に分けてワークに取り組むか、

自分に取って必要なところだけ選んで取り組んでみてもよさそう。


子どもの頃の自分がひっかかっているなら、そこだけでも振り返ると、
きっとこれからのために、大きなヒントが得られると思う。


ときおり、謎の質問があって、
あれれ?これどういう意味?
という項目が少々ある。

とりあえず、深く考えずに、立ち止まらずに、疑わずに、
サッと飛ばしてしまって、

テンポよく、サーっと勢いを保ったまま、
思いつくままに答えていくとよいのではないだろうか。




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『名門校「武蔵」で教える 東大合格より大事なこと (集英社新書)』 [読書]

『名門校「武蔵」で教える 東大合格より大事なこと (集英社新書)』

以前、面白い中学入試問題に出会ったことから、
武蔵ってどんな学校なのかなと興味がありました。
今回たまたま本書を見つけて読んでみました。

(もしかしたらいいところばかり書かれているのかもしれませんが、)イメージ通りでした。
入試問題から、学校の教育方針が伝わってくるものなのですね。


The 探究授業!!という感じの授業がこれでもかこれでもかと描写されていました。
教師達が、個性ある教材を手作りして、
探究授業を思う存分楽しんでいる姿がありありと浮かんできました。


生徒さんたちの座談会では、いきいきとした生の声が聞けました。
真のエリートへの道を確かな足取りで歩む姿が鮮明に浮かんできました。
それぞれに自分の考え方、生き方を持っていて、自律した人間の姿がそこにありました。
こんな高校生達ばかりなら、確かに18歳で選挙権というのは妥当だなと。
とりわけ印象深かったのは二木さん。今は、きっと医学部で頑張ってらっしゃるのでしょう。


(生徒さん達が、厳しい中学受験を勝ち抜いた精鋭メンバーだとしても)、
それでも、やはり、生徒さんたちの姿から、武蔵という学校の教育の威力が伝わってきました。
教育の素晴らしさ、教育の恐ろしさ、同時に考えさせられました。

多感な時期、タケノコのようにぐんぐん伸びる時期に、
どのような教育を受けるかによって、雲泥の差が生じるのですよね。

教育って、ほんとうに恐ろしいものです。
だからこそ、教育に関わる者は、心してかからねばならないし、
それが、かつて、聖職といわれた(今や死語かもしれませんが)所以です。


最後の方に、
卒業生の答辞の全文が載っていました。
ほんとうに素晴らしい答辞で、感激しました。

頼もしい若者達が、確かに存在している。
そう思うと、力が湧いてきます。
さらに情熱が湧いてきます。


このような頼もしい若者が一人でも多く育って行くように、
日々子ども達の未来のために努めたいと心新たにしました。

一教育関係者として、微力ながらも、自身の全力を注いで。






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『おぎ・もぎ対談「個」育て論_』2013_青灯社 [読書]

尾木ママと茂木氏の共著は、最近のものが他にあるようですが、
てっとり早く入手できたのは、2013年のこちら。
追って、新しい書籍もご紹介します。

『おぎ・もぎ対談 「個」育て論 』–2013、青灯社
尾木直樹 (著), 茂木健一郎 (著) 尾木ママと茂木健一郎氏の対談です。

尾木氏の臨床教育、現場からの生の疑問に対して、
茂木氏が脳科学的にどのように分析するのか、そこを一番期待して読んでみました。



このお二人の教育論は、こんなにも意見が同じだったとは。
知りませんでした。

3回に分けて対談されたものが合わさっているので、
所々話しが行ったり来たりしていますが、
とても読みやすい構成でした。

現代の、種々の教育問題、子ども達が直面している厳しい個々の問題についても、
両者の率直な意見を知ることができました。



ただ、お二人の意見が合致する部分があまりにも多いため、
激しいバトルとしての対談集を期待される方は完全に裏切られます。
そんな箇所は、たったひとつもありませんでした。

探究的な教育を、お二方とも高く評価されています。
探究学習ってひと口に言っても、いろいろだとは思いますが、
これからの教育改革のカギとなることは間違いありません。


これからも、どんどん探究関係の教育実践のレポートを発信していきます。
お子様の未来を真剣に考えられている皆さん、
もうそろそろ、既存の画一的な教育からグーンと抜け出して、
大いなる可能性を持つお子様達に、
探究の道へのきっかけをそっと提供される時機が来ているのではないでしょうか?


茂木氏がおっしゃっています。

■p186、自然観察塾とかもいいなあ。
身近な公園の森に行って、どういう生き物がいると思う?ってやるのはものすごく現代的だし、意味があると思う。どうせ塾を作るなら、もっと有益なことがいっぱいあると思うなあ。


←上のように、茂木氏のいいなあ、とおっしゃってる塾、あります。
探Q舎って、こういうこともやっています(笑)。
そして、そのテーマは、小学生さんが出してこられたものです。
でも、"どうせ"って・・・ちょっと





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p22、中・高は一貫でワンセット。入試で分断してはダメ
高校入試をやっているのは、中国と日本ぐらい


p34、学校を作る自由があれば多様な実践がうまれるのに
・オランダ、200人集めれば学校作れる、費用も設備も100%公費から
・デンマーク、28人から学校作れる、しかも初年度は12人からでOK、費用75%公費から
世界には、
学校を作る自由を持っている国も多い。

p42,
本当に世の中見えてしまっている人たちって、日本の教育を最初から相手にしていなくて、全部丸捨て。

p62、世界でも孤立?日本の管理教育
2010年、国連子どもの権利委員会の総括所見 (日本の教育に対する懸念)
「高度に競争主義的な学校環境が、就学年齢にある子どもの間のいじめ、精神的障害、不登校、中退、自殺に寄与しうることを懸念する」

p67、百ます計算で頭は良くなるのか?
気付きって一度しか起こらない、ということろが重要なんだと思っています。
どんどん新しい気付きをしていくことが、学びであって、

p73、あいさつ運動はむしろ「害」になる
p74、教育に「運動」はいらない、と僕は思います。「活動」は必要かもしれませんが。

p79「社会は変えられないもの」と悟り切っている大学生
p80、「これはしょうがないんですけど」、とか、「これは変えるわけにはいかないですけど」
とか、結論にはかならず、諦めが入るんです。

p109,
日本の場合は、文科省が全国一律で、コントロールしているんで、競争相手がいないんです。
オルタナティブがないから、みんな日本の教育を見捨てて、出て行っちゃう。


■p109、学力飛躍のカギは「探究科」の発想力
p110,僕が知っているすぐれた中学高校の中で、『子どもが自立する学校』(青灯社)という本を編んで、全国の8校をおさめたんですが、(省略)
そういう学校を見ていると、全部「探究科」的な発想なんです。


p119、「今を輝く」ことが「人生を輝く」生き方につながる
p120、僕がいつも色紙に書く言葉は「ありのままに今を輝く、尾木ママ」なんです。


■p143、できない子が抱く疑問こそ「知性」
p147、やり方さえ教われば、いわゆる所得の少ない家庭の子も、すごく良い情報にアクセスできる時代です。むしろ、僕は、そういうことこそ、学校で教えるべきだと思うんです。


■p148、「創造性」はクリティカル・シンキングか
p149、僕は、やっぱり、何を教えるべきかというと、疑ったり、異議申し立てをしたりするスキルだと思います。
本当に創造性を育む教育をしたいのだったら、「先生を疑え。教科書を疑え」って教えなければいけない。

←いつも言っています。
私、間違っているかもよ、って。
時々、言います。教科書よりももっとクールで、エレガントな解き方もあるかもよって。
そして、答えがない問題や一つでない問題にも何の違和感もなく、取り組んでいます。



p157、入試・偏差値で”学びのアレルギー"

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『クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法  北大路書房』 [読書]

ユーモア力と批判的思考力(クリティカルシンキング)の密接な関係をひもとく中で、
出会ったのがこちらの本です。


『クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法  北大路書房』
道田泰司&宮元博章、秋月りす(イラスト)



クリティカルシンキング(批判的思考)に関する著書は、数多くあります。
大半は、おかたい教科書のようなものが多いのですが、こちらは、日常生活に応用できるように、
親しみやすい4コママンガを素材として使いつつ、しっかりと大事なところを解説されており、
とっつきやすい入門書になっています。

まだ、日本では、クリティカルシンキング(批判的思考)があまり知られていなかった時代に紹介するものとして発行された著書のようです。
著者は、心理学者のお二人です。


クリティカルシンキング(批判的思考)って何?
という方は、もちろんですが、

ここで、もう一度考える力を鍛え直したい、今一度おさらいしたい、
そんな皆様にもおすすめです。


皆さん、それぞれ、強い部分と弱い部分があると思いますので、
ああ、言われてみれば、こういう考え、自分は少し足りないかな、などと、
ポイントごとに整理されると思います。

どこか、"自分の思考の癖のようなものを"客観的に見直すことができ、
再発見できそうです。





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