So-net無料ブログ作成

ヴィクトール・E・フランクルに学ぶ [リサーチ]

ヴィクトール・エミール・フランクル(Viktor Emil Frankl、1905年3月26日 - 1997年9月2日)

オーストリアの精神科医、心理学者。
フロイト、アドラー、ユングに次ぐ第4の巨頭と言われる。
若い頃から、フロイトやアドラーに師事し深層心理学を学び、後に高層心理学の分野を確立。
『人間の意味探究(邦訳『夜と霧』)』『それでも人生にイエスと言う』など著書多数。
生涯に残した31冊の著書は、24カ国語で出版されている。


1920年-1921年、15-16歳、すでに、"人生の意味について"国民大学で講演する機会あり。
1928年、23歳、青少年のための無料相談所を設立。
1929年、24歳、ウィーンを中心に他の6つの町で青少年相談所を設立。この頃医学生。
        「人生から意味を獲得する3つの可能性」を構想。
         ・第一、活動、創造する作品など
         ・第二、体験、出逢い、愛など
         ・運命に直面したときですら、苦悩を人間的業績に変容させること。

1038年、33歳、「心理療法の精神的諸問題について」論文刊行。
         ロゴセラピー、実存分析に関する初めての出版物、高層心理学の概念。

1942年-1945年、37-40歳、収容所における恐怖の生活、約3年間。
        この間、妹以外の家族(父母、兄、妻)がナチスの犠牲となり帰らぬ人に。
自身の理論を、自らの体験によって立証することとなった。

1946年、41歳、『医師による魂の癒し』(邦訳『死と愛』)刊行
ロゴセラピーの確立

1996年、91歳、ウィーン大学病院にて最終講義。

1997年、92歳、逝去


=======================================================================

震災の度に、良く売れるフランクル哲学。
逆境の心理学と言われている。


===============================================
生きる意味/意義を自己発見したい人々へのヒント


「あなたが人生に問う」のではなく、
「あなたが人生に問われている」

コペルニクス的転回の威力。

このように、問いを180度転換することによって、自分自身が人生に意味付けを行なう
主導権を握ることになるのでは?
さらに、”人生がわたしに問うている”と捉えることにより、今までの生涯を振り返ることができ、
視野を拡げることにつながるのでは?
視野狭窄に陥らず、



・「この人生は、今、私に何をすることを求めているのか?」

・「何が私のことを必要としているのか?」

・「誰が私を必要としているのか?」

・「その誰かや何かのために私にできることには何があるのか」


これらの問いに答えるための手がかりが「三つの価値」である。
フランクルは、これらの人生からの問いに答えるヒントとして、
「実現すべき意味」、自分の「なすべきこと」を探していくことを説いた。 


ロゴセラピーの前提として、少なくとも3つの価値のどれかに,
必ず私を必要とし,なされることを待っている「何か(誰か)」がある,という哲学がある。

「人生からの問い」はいかなる時,いかなる人のもとにも必ず絶えずなされており、
人生のそれぞれの状況には,その時その人によってしか実現し得ない問いが絶えず潜んでいる。
そして,見出され,実現されるのを待っているという。


===============================================
1)「創造価値」

行動、活動、創造することにより実現される価値。
この世界に与える、産み出す、遺す価値。意味の発信。

家事、子育て、仕事。芸術などの創作活動、ものづくりの時に感じる充実感。
何かを行うことによって,その人になされるのを待っている仕事。
その人に創造されるのを待っている芸術作品など。

■探Q舎では、

・種々の創作活動に没頭する機会
・自分のアイデアを作品に落とし込む機会
・普段はおそらく難しいであろう、時間をかけてじっくりとことん取り組む機会
・実験や観察などを通した科学的研究の機会
・自分が納得行くまで試行錯誤し、楽しみと苦しみを味わう創作の機会
・廃棄ゴミを利用した工作などを通して、自らの工夫により価値を創出する機会
を提供。
創造とはどのようなことなのかを探究していく。
他人からの指示に従いイヤイヤ取り組むのではなく、答えのない課題に果敢に挑戦して欲しい。
もっともっと!という不思議な取り憑かれるような体験に出逢って欲しい。
自分の身体を使って、何かを創造するという尊い体験に触れて欲しい。




2)「体験価値」

人生における様々な体験によって実現される価値。
この世界から受け取る、意味の受信。

自然の体験,芸術の体験,人を愛する体験、奉仕する体験などの多種多様な感動体験。
美しいもの、素晴らしい景色、美しい絵、楽しい体験、人と人とのつながりの体験など。

■探Q舎では、

・野外活動、自然体験、科学実験、仲間との対話を通して、
日々の生活には体験のタネが溢れていることに気づく。
・教科横断型のテーマより、真善美の感覚を磨いていく。
・活字からイメージへ、イメージから活字へ、音からイメージへ、デザインから音へ、
種々の感覚系を鍛える教材を通して、五感力、想像力を高める機会を提供する。
・小さなきっかけでもいい、子ども達の一瞬一瞬の中に、"体験"提供することを常に意識して授業展開
・木曽川や近所を散歩しながら、四季の移り変わりを身体で感じ、気づきを重ねていく
・真のグローバル化は、自国日本の伝統文化、歴史を大切にしてこそ可能である。
・世界の古典、偉人伝、格言に触れ、ロールモデルを探したり、
人生の指針 (座右の銘)を自ら構築するサポートを行なう。
・各人が自分なりの人生観、価値観、世界観を構築できるようなサポートを行なう
・目指す人間像は、道を探究する人、道を創造する人。生きているかぎり学び続ける人。
などなど。


3) 「態度価値」

置かれた状況でその人の運命を受け止める「態度」によって実現される価値。
逆境や苦難にあるとき、自分を見捨てることなく未来を信じて、前向きな態度をとる人間の尊厳価値。

運命に直面した時,その窮状に対してとる態度。どんな状況にあっても自分がその場でどういう態度をとるかは自由であり、意味を見出せる。


■探Q舎では、
・課題への接し方、授業に臨む態度、心がけを
・人間の力が及ばない環境変化にも臨機応変に対処する逞しさ、しなやかさを自分の
・人間関係の中でも柔軟性、多角的思考、レジリエンス性を獲得して行く
・運命的な出来事への解釈をいくつも考え出す
・本当の自由とは何かを探究する
・メタ認知力を高め、内省力を向上する仕組みづくり
・同じような運命に直面しても、とる態度によって大きく未来が変わると言う事実を直視する機会提供
・ニュースを使って、色々な人のいろいろな反応を比較分析、対話する
・山登り、分かれ道の喩え。
・歴史にもしもはないけれど、敢えてのもしも○○だったら?(人物伝)
・故事成語を用いて・・・
・ユダヤの探Q(中学生コース)
などなど。

===============================================




        
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。