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日本進化論 (SB新書)– 2019/1/8 [読書]

一週間ほど前なんですけど、信号のない交差点。
いつも、殆どの車が止まらずになかなか渡れないところ。

そこで、ようやくタイミングを見計らって渡ろうとしたら、
車が止まってくれるどころか、ブオーンと突っ込んできました。
見ると高齢者の方で、驚いているような様子もなく、衝撃を受けました。


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日本進化論 (SB新書) 新書 – 2019/1/8
落合 陽一 (著)  SBクリエイティブ

良く売れているようなので、ご存知の方も多いと思いますが、
高齢者ドライバーの話しも出ていましたね。

本書は、昨年夏に、ニコニコ生放送で放映された「平成最後の夏期講習」の内容が整理された本です。
動画は現在も、YouTubeで視聴できます。


以下のテーマが6グループに与えられ議論されました。
・「働く」ことへの価値観を変えよう
・超高齢化社会をテクノロジーで解決する
・孤立化した子育てから脱却する
・今の教育は、生きていくために大事なことを教えているか?
・本当に、日本の財源は足りないのか
・人生100年時代の「スポーツ」の役割とは?


6つのテーマは,全て自分ごと、自国ごとですよね。
このようなテーマで、
中高生の皆さんも同様にディスカッションできるととてもいいですね。
おすすめは、財政グループです。

確かなデータの大切さ、事実を把握する重要性を理解すること。
国民の1人として、全ての国民が自国の一員としての責任と義務を負うこと。
財政のこと、社会福祉のこと、労働のこと、このような実際に社会に出たときにとても大切なことって
問題が自分に降り掛かって、なんとかしようともがく時点まで殆ど学ぶ機会がないのです。
しかし、変な話し、自分から情報を狩りに行かないと、どこからも降ってこない情報たちです。


ほんとうに皮肉なことですが、

大事なことは隠されてしまいがちです。





本には、データが豊富に載せてあるので、
例えば、いくつかのデータを見て、そこから読み取り、解釈をし、自分の意見をまとめる、
そういったトレーニングにも活用できるのではないでしょうか。



昨年の全国学力テストでも、
小学6年生も、中学3年生も、複数の情報源から情報を抽出し、
要約することが課題としてあがっていました。

中学生さんたちに見られる一般的な傾向は、理科や社会の問題の中で、
記述式の問題に苦労されることです。

すなわち、理由や原因、根拠を自分で見出して答えるもの。
グラフや表を見て、自分で分析する必要があるもの。

このような問題に苦戦される子ども達が非常に多いです。





例えば、この中で、高齢化社会のグループは、高齢者ドライバーの問題を取り上げていました。
具体的なテーマで、全ての人々に関わる問題、文字通り自分ごとです。
高齢者の問題ではなく、日本の問題。そして、ゆくゆくは日本の後を追う高齢化の進む国々の、
世界の問題、人類の問題なのですね。


だからといって、免許返納すればよいかというと、地方は車がないと生活できない人が多いです。
バスも本数が少なすぎますしね。

本書には、都道府県別の高齢者の車免許返納率のグラフが掲載されていましたが、
岐阜県は最も返納率が低いグループに属しているようです。


社会全体の問題、身近な問題、決して他人事ではない切実な問題。


子ども達の学びは日常生活そのもの、生きることそのもの。

そういうところで、

地に足つけて、リアルな問題を扱うリアルな学びにしたいものです。




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