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詩人、大岡信さんのこと [リサーチ]

詩人の大岡信さんが今年の4月5日に亡くなった。
朝日新聞の朝刊、「折々のうた」の長期連載で有名である。

Wikipediaによると、
「日本の詩人、評論家。東京芸術大学名誉教授。
日本ペンクラブ元会長。一ツ橋綜合財団理事。
大岡の詩は英語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語、マケドニア語に訳されている。」

中学校か高校のときに、教科書に作品が載っていた記憶がある。
詩だったかどうか忘れましたが、スッキリとして鋭い文章だなあ、なんて感じはしたが、
それっきり。これまで通り過ぎていた。

この春、訃報をニュースで知り、そういえば、と少し懐かしさをおぼえ、
改めて詩集を読んでみた。

「大岡信詩集 きみはにんげんだから  水内喜久雄  理論社」


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水内喜久雄さん (選者、著者)のあとがきを読んで。

大岡さんの学童期における天職との出逢いについて少しまとめた。

●きっかけ。
小学校2年生の時、作文を書き、佳作に。
→お父さん(小学校教師、歌人)が黙って応募
→佳作に入選、「なまづ」
 ある日、お父さんが持ち帰ったなまづをしばらく家で飼うことになり、このことを書いた作文。
→このとき、自分より上手く書く人が沢山いることを知る。
 また、人に比較されることの恐ろしさを知る。

●もの書きが身近な環境。
お父さんは二十代の頃から、短歌雑誌を創刊、夜には同人の人が集まることが多かった。
そんな環境で、モノを書くのは誰でもやることだと思っていた。
作文は、模型飛行機や凧を作るのと同じ子どもの遊びの一種だった。
→作文から詩の方に行ったのは、中学3年生(敗戦の年)。中学3年生、4人で同人雑誌を。
 二年の服役を終えて、復員して来た、沼津中学の東大国史科出身の茨木清先生を捕まえて指導を仰ぐ。
→同人誌を書き始めてから、文章を書くのはそんなに簡単じゃないということを知る。
→学校の茨木先生の部屋で熱心に勉強する。読書や気に入った文章の書き写し。

やはり、例外にもれず、多くの要素が必要であるようだ。

豊かな自然体験、
才能、
遺伝、
環境、
親の観察と判断
評価、
タイミング、
同志、
良き指導者、
良い教材、
読書、
GRITなどなど。

さいごに、
若い人たちへのメッセージ が最後に(125頁)書かれていたので、引用する。
○「今は古い時代のものは絶対読まないという人がほとんどです。
それは、やっぱりよくないと思うのです」
○「古い時代のものを読まないで、自分たちだけやっていると円形を描いても半径がとても短いものしかできません」
○「古い時代のものはとても大事だと言われちゃうと反発することがあるかも知れないけれど、今は反発さえしない。反発することができるぐらいに古い時代のものを知っておけ、と言いたいです」




生体認証 [リサーチ]

【生体認証】
人体の身体的特徴を生かした生体認証は様々な場面で使われています。

【指紋】
一人一人指紋が違うことはよく知られています。
自分自身の指紋を見てみたことはありますか。

指紋を装置で画像として読み取り、本人かどうか認証します。
指紋の中心点から、端点、分岐点、三角州のような特徴点がどの位置にあるかをデータ化し、
およそ100個程度の特徴点を照合することによって本人確認がなされています。

●指紋は、4種類に分けられます。

渦状紋、中心が渦巻いている、日本人の約50%
蹄状紋、馬蹄形に似ている、日本人の約 40%
弓状紋、弓の形に似ている、日本人の約10%
変体紋、上記3種に属さない珍しい紋、日本人の1%未満
*同じ人でも上記のうち2種類の指紋を持っていることもあります。

変体紋だった方は、とっても貴重です。
指紋の話題になれば、注目の的間違いなしです。
それとも、指紋の話題になることなんてないでしょうか。
そんなときは、ぜひ飲み会ネタとしていかがでしょうか。

●人種と指紋

アフリカ系の人々、弓状紋は多い。渦状紋は少ない。
ヨーロッパの人々、蹄状紋が多く、弓状紋は少ない。
モンゴロイド系の人々、渦状紋が多く、弓状紋は少ない。


【他の生体認証】
虹彩認証・・・瞳孔の周りにある虹彩の模様を使うもの。
虹彩は瞳孔の拡大、縮小の調整を行う環状の膜です。
同一人物でも左右の模様は異なります。

顔認証・・・目、耳、鼻、口などを特徴点としてデータ化します。
最近は、変装していてもサングラスやマスクをしていても、ウリフタツの一卵性双生児でも識別できるレベルに達しています。

画像認識技術の進歩はこれからも益々期待される分野ですね。


ダンゴムシの謎 [リサーチ]

みなさんは、ムシは好きですか?苦手ですか?
ダンゴムシはどうでしょうか?
ダンゴムシで遊んだことのある人も多いのではないでしょうか?

ダンゴムシは、エビやカニなどと同じ甲殻類の仲間です。

【出産】
これから夏にかけて出産の時期です。
おかあさんのお腹の中で孵化した小さな小さなきれいな透明がかった透き通るような体の子供達がうじゃうじゃでてきます。50個体から200個体だとか。眼だけが黒い点にみえて、キュートです。

【脚の数】
不思議なのが、脱皮前の子供達は、脚が6対しかないことです。
脱皮後の成長とともに、大人と同じ7対になるそうです。
このたった1対の差は何を意味するんでしょうね?
1対だけ後で増える必要性がどこにあるのでしょうか?

【脱皮】
脱皮は、下半身と上半身に分けて、別々に交互に繰り返されます。
敵に襲われないように安全のために半分ずつ行うのでしょうか?
脱皮にはエネルギーを要するため、一気に全身の脱皮をするのはしんどすぎるのでしょうか?
脱皮の様子、見事です。きれいな真っ白の抜け殻、検索してみてください。
これまた、キュートですよ。脱皮後は、抜け殻を食べて栄養として活用します。

【交替性転向反応】
ダンゴムシの面白い習性 (交替性転向反応と呼ばれます) を利用した迷路実験は良く知られていますが、触覚を処理したら結果が大きく変わるそうです。探Q舎でも、ダンゴムシの実験をしてみたいと思います。


ダンゴムシの生態については、求愛などまだ詳しく分かっていないことも多いようです。
面白いことが多く隠れていそうです。
将来の博士のみなさん、ぜひ新発見を!

いのちのゆくえ、複雑な現状 [リサーチ]

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6240667
Yahooニュースで人工妊娠中絶の記事を読んだ。

「日本では今、1年間で約18万件の人工妊娠中絶が行われている。
出生数から弾くと、6回に1回の妊娠が中絶されている計算だ。」
という。。。。。。。。恐ろしい数字だ。


なるほど、理由は千差万別だというが、1年間で約18万件。
数字そのものが大変大きいような印象を受ける。
単純に365日でわってみると、493件/日
さらに、24時間でわってみると、20.5件/時間

深刻な問題があり、このような高い人工妊娠中絶件数があるのだが、
それにしても、自然流産を除く、人工中絶だけなのに、ここまで多いとは、とても残念な現状。
政府も個人も、もっとこの現状を分析し、早急に対策を講じなければならない。


【自然妊娠した命を人工的に絶とうとする。】

一方で、

【人工に妊娠させ、命をつくりだそうとする。】

個人の希望や、少子高齢化社会を考えることも大事だが、もっと大事なものがありそうにおもえる。
一人一人が"命に向き合う道"をまず第一にもっともっと深く考える必要があるだろう。


ここで、あえて、

"人工的に失われる命"と、
"人工的に生み出される命"

を比べてみたい。


そう、いかなる理由があろうとも、事実として、
どちらも


"人工的に命が扱われている"


という点がポイントである。


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一方では6組に1組が不妊に悩み、多くの労力、エネルギーを投じて不妊治療を行っている。
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日本は体外受精の件数が世界で最も多い。

体外受精とは、
精子と卵子を体外で受精させ、女性の子宮に戻す不妊治療。

当初は卵子の通り道が詰まっている患者らに限定して始まった。
不妊治療として、2004年度に費用の公費助成も始まった。
実施件数の多さの一方、体外受精での出産率の低さ (世界最低レベル)が課題。
1983年、国内初の体外受精児誕生。

2016年の時点では、体外受精で生まれた子どもの数は初めて43万人を突破。
(この約半数が受精卵などの凍結技術を使って生まれている。)

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体外受精児
日本産科婦人科学会の集計
2014年、国内の医療機関での体外受精件数、39万3745件
その結果4万7322人の子が誕生。
体外受精で生まれた子どもの割合は約21人に1人 (14年の総出生数は約100万3500人)


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人口妊娠中絶の件数の方が、断然多いというかなしい現実がある。

フィンランドの教育改革の歴史をおさらい〜オッリペッカ・ヘイノネン  [リサーチ]

 以前もフィンランド教育についてブログに取り上げたことがありますが、今回は第2回目です。

 フィンランドの総合学校 (7-16歳)では、2016年夏から新しい教育カリキュラムが推進されています。
ご興味のある方は、フィンランド大使館のHPをご覧下さい。
http://www.finland.or.jp/public/default.aspx?contentid=350772

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「ランキングの意義はとるに足りません。PISAは血圧測定のようなもので、時々自分たちの方向性を確かめる上ではよいですが、それが永遠の課題ではないのです。教育上の決定を行う際、こどもや若者が将来、必要とする情報こそが大事な要素となります。」

 PISAなどの世界ランキングやその評価に振り回されることなく、激変する時代をしっかりとモニターし、常に子ども達にとって必要な能力を見直し未来を見越して教育が実施されています。確かに、ランキングの結果が発表されたときは、すでにそれは過去であり時代も大きく変わっているのです。
 常に、20年先を見越して国の方針を打ち出し、先手先手で手を打っているように見受けられます。たしか、フィンランドの国家のスローガンに”世界を先導し、世界に貢献するフィンランド”のようなものがあったと記憶していますが、有言実行の国ですね。
 フィンランドの時流を的確に捉える鋭い感覚、先見性、決断力、実行力の秘密は一体どこにあるのでしょうか。第一に、国と地方自治体、経済界、教育界、そして国民の信頼関係が強固のようです。国の人口が小さいことや、過去の歴史的な苦境も大きく影響しているようです。
 常に世界のトップレベルを走る教育先進国に学ぶことはとてつもなく多いでしょう。

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オッリペッカ・ヘイノネン元教育大臣

 本日は、フィンランドの教育改革の歴史をふりかえります。

「学力世界一」の礎を築いたオッリペッカ・ヘイノネン元教育大臣をご存知でしょうか。

1991年のソ連崩壊で東側との優先的貿易が途絶え、失業率は20%にも.......
5人に一人が失業とは……….
そんな混沌とした時代…….
新たなフィンランドの担い手を養成すべく、
1995年に大きな教育の大改革に踏み切ったのが、当時の、教育大臣オリベッカ・ヘイノネン氏。

オリベッカ・ヘイノネン氏。
・現在、大統領、首相に次ぐポストに就いています。
・中学教師を経験後、
・1991年〜1994年、教育大臣特別顧問。
・1994〜1999年、教育大臣。(就任時は29歳!!)

・教科書検定制度1992年に廃止
・1994年に、新教育指導要領を立案 (ポイントは後ほど……)

*ちなみに、1995年はWindows95が世に出た時代。この時代をご存知の方は、あの時代の日本がどのような雰囲気だったか思い出しましょう。
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ヘイノネン氏の言葉

・「不況を脱するためには、人という資源に投資するのが一番良い。教育にこそ未来がある」

・「変化のスピードが激しい社会では、なぜそのような状態なのか、ほかの可能性もありうるのではないか、ということを絶えず考え続けなければならないのです」

・「経済成長のことは忘れるべきだと思います。わたしは、人の資質、人間の成長に集中すれば、経済的な成長はあとからついてくると思っています」

などなど、教育の本質を語るありがたい言葉が山ほどあります。

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1994年の教育改革のポイント
1) 教育現場に大幅な裁量権 (教育の自由化)
・従来の1/3程度の量に削減 (必要最低限教えるべき内容を決定、ナショナル・コア・プログラム)し、目指す教育の質のみを示した。
・地方自治体、学校、教師の裁量権を大幅に拡大。
・教育現場に、自由と責任をより多く持たせ、モチベーション・創意工夫を。

2)教員養成の強化
・最も人気のある教師という職業を狭き門に (教員採用率10%未満)
・教員資格を、学部卒業から、修士以上に変更 (ヨーロッパで唯一)
・養成課程の1年生から既に学校現場で教育実習を始める

3) 教育への予算投資
・学校設備の充実 (全ての学校にパソコンを設置するなど)
・教育に関与する公務員の増加
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1990年代に教育の平等が達成されているか調査を実施。
教育の自由化による地域格差が明らかとなり、2004年版の教育指導要領では、教える内容を増やし、評価をつける統一基準を設定して改善をはかった。

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教育改革の偉大な成果

PISA。2000年世界一、20003年世界一。
2015年の結果は少しランキングが下がっていますが、常に教育改革の先端を行くがゆえに、もしかしたら、テストの方が教育に遅れをとっていて、子ども達の教育成果を測定できていない部分もあるのではないかと個人的には考えています。冒頭にあげたように、フィンランド教育界の姿勢は、実に冷静沈着です。

「ランキングの意義はとるに足りません。PISAは血圧測定のようなもので、時々自分たちの方向性を確かめる上ではよいですが、それが永遠の課題ではないのです。教育上の決定を行う際、こどもや若者が将来、必要とする情報こそが大事な要素となります。」

経済の成果
2016年、7月の世界経済フォーラム(World Economic Forum)の発表。(http://reports.weforum.org/global-information-technology-report-2016/
各国のIT分野の競争力を比較。
フィンランドは、シンガポールに次いで堂々、第2位!!
1994年の教育改革開始時点で、ヘイノネン元教育大臣が読んでいた通り、大きな教育成果が得られたと共に、経済も大きな成長を遂げています。
とりわけ、IT産業の成長で景気を回復させ、経済成長と教育改革の両方を成功させたと言えるのではないでしょうか。
教育は、国力そのものですね。
一人一人がこの事実に気づくだけでも国の未来は大きく変わると思います。

現在、フィンランドの第三のポストに就く人物。
今後も偉業を成し遂げていく重要人物であり続けることでしょう。

2020年に必要なビジネススキルトップ10 [リサーチ]

2016年1月に世界経済フォーラム(World Economic Forum=WEF、本部はスイスのジュベーブ)
が発表した2020年に必要なビジネススキルトップ10です。
会議場所がダボスのため通称ダボス会議と呼ばれます。

もういちどおさらいしておきます。
小学生も英語を習う時代なので、英語も載せておきましょう。
現在の小学生の子ども達がビジネス世界に飛び立つのは、もう少し先ですが、整理しておきます。

トップ3はこのように。
1. Complex Problem Solving 複雑な問題解決力
●AIに負けないくらい難しい問題は今後も人間が担うため、そういう仕事は近い将来もなくならないってことですね。)

2. Critical Thinking クリティカルシンキング (批判的思考)
●ほんとう?なぜ?根拠はどこに?矛盾していない?などと考えながら、問いかけながら考える。自分の思考でも人の考えでもものごとでも同じですね。

3. Creativity 創造力

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現在、小学生の子ども達も近い将来は、このようなビジネススキルが必要ですね。

探究型学習塾の「探Q舎」も以上、トップ3を再重視しています。
問題解決力、クリティカルシンキング、創造力 、これら3つの力を楽しみながら鍛えられるよう工夫して、プログラムを日々練っています。
ご興味のある方は、ぜひ「探Q舎」に遊びに来て下さい。
太田小学校の下校途中に出会うみなさんの中で、お友達と遊びに来てくれたこともあります。
どんなことするのかしらって、少し気になる方は、ご縁があるかもしれません。

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以下の4つめからは、トップ3の力が備わっていれば、自ずと得られるものも多そうです。
また、協働のなかでの学びが、マネジメント力やコミュニケーション力を大幅にアップさせるため、探Q舎の、少人数制、異学年制のアクティブラーニングが威力を発揮します。
以下、ご参考のために載せておきます。

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4. People Management マネジメント力
部下やメンバーと強固な信頼関係を構築し、成果を出すための人的ネットワークを整えるスキル

5. Coordinating with Other 人間関係調整力

6. Emotional Intelligence 情緒的知性
●AIの苦手とする部分、情緒的な知性。ここも大切にしたいですね。情操教育。心のゆとりが大切。
●情緒とは、「折に触れて起こる様々な感情.情思。また、そのような感情を誘い起こす気分・雰囲気」
●文化や芸術、もの作り、感情を描写する物語や、詩、俳句などの深読み、大事かもしれませんね。

7. Judgment and Decision Making 決断力

8. Service Orientation サービスディレクション力
●サービスをよりよいものにする判断力、決断力、先見性、洞察力

9. Negotiation 交渉力
●相手の意見も理解し、自他いずれの要望をも叶える解決策、落としどころを導く
これを鍛えるにはどうする?
●競争は、競争や勝ち負けではない!!これは実は、win-winの関係作りなのでは?

10. Cognitive Flexibility 認識の柔軟性
●固定概念をなくし、ものごとを柔軟に捉える


先生のいない学校のおはなし [リサーチ]

探Q舎の中での自身の立ち位置を考え直すとき、先生と呼ばれるのは何かシックリ来ないなあと思っています。HP作製当初は、まず大枠を作ろうと思ってネーミングを後から変えようと思いつつ、あれよあれよと数ヶ月が経ってしまいました。
先生とか講師はやはり違いますね。

学校の先生のように教師として教えたり伝えたりする部分はできるだけ減らしたいと考えています。
といっても授業内容によってもちろんこういうこともしますが。。。。
どちらかというと、良い教育環境を創りだす見守り隊としての立ち位置なのです。

支援者、後援者 (サポーター)、活動支援者、促進者 (ファシリテーター)、探検家、探求者 (エクスプローラー.)、探究者のリーダー、こんな感じでしょうか。


ところで、先生とは何か、主体的な学びに先生という存在は必要なのでしょうか??

現時点での気持ちを申しますと、探Q舎の授業を一定期間受けてくれて修得してくれたら、その後は自分たちでできるので卒業して欲しいと願っています。なぜなら、特定の先生や環境がなくても、真の学びは、学習者のマインドセットさえあればいつでもどこでも誰とでも実践できるからです。
そんな理由から、現在のところは、小学生限定で進めております。中学生では部活動等も大切になってくるので、みなさん時間の使い方が難しくなってくるでしょう。
それぞれの時間の使い方の個性が、将来への道に影響してくるでしょう。

しかし、どのような道に進むにせよ、探究学習は非常に大切なものであり、深い学びを提供してくれます。おそらく、その経験は将来のいろんな学びの場面で普遍的に役立ってくれるでしょう。


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それでは、少し、先生のいない学校をのぞいてみましょう。


●まずは、ロシアの先生のいない公立学校のおはなし。

動画を見つけました。公開が2014年となっているので少し前で、日本語でもないですが、動画ですから雰囲気は充分につかめると思います。
ご興味のある方はどうぞ。

New Education Model! - "The School" - From Russia - INSPIRING!
https://www.youtube.com/watch?v=ratyoUnzHb8


●続きまして、アメリカ・マサチューセッツ州に実在する先生のいない学校のおはなし。

このサドベリー・バレー・スクールは、有名なのでご存知の方もいらっしゃると思います。
1968年に総説された私立校で、4歳から19歳までが学びます。
幼年期の子供に信頼と責任を与えることによって、自分が何をしたいのか、なぜしたいのか、どうやって成し遂げるのかを子供は学ぶことができます。
児童・生徒は自分の時間をどう使うかを自由に決めることができます。
生徒に全ての決定権があります。学校の運営も子ども達が行います。

続きまして、フランス、先生のいないエンジニア養成スクールのおはなし。
https://venturebeat.com/2014/06/13/this-french-tech-school-has-no-teachers-no-books-no-tuition-and-it-could-change-everything/

完全無料。入学が難しい。教科書もありません。
「たくさん儲けたし、この国にとって良いことをしたい」と、すでに事業に大成功した志高い人が2013年に創設したそうです。ということで、資本金はすべて寄付だそうです。

応募者が殺到し、もの凄い競争率を試験で勝ち抜いた精鋭部隊が切符を手にするしくみです。
プログラム作成等チームに課題を与え、生徒同士で教えあうことによって学ぶそうです。
通常、卒業まで3−5年かかるとのこと。卒業生は、IBMやAmazon、テスラなどで働いているようです。
この学校の特徴は、とにかくピア・ラーニング*重視だということ。結果として、自分自身のスタイルを確立しつつも、他者と協働しながら、自身のアイディアを実現させていくことに長けた人材が成長する。

*ピア・ラーニングとは、
ピア(peer:仲間)と学ぶ(learn)こと。対話を通して学習者同士が互いの力を発揮し協力して学ぶ学習方法。


最近、カリフォルニアにもできたようですね。
http://www.bbc.com/news/business-37694248
26 October 2016 BBcニュース、Business
University opens without any teachers  By Matt Pickles
.


地球上で最大の適応力をもつクマムシ [リサーチ]

みなさんは、地球上で最も強くたくましい生き物、と聞くとどんないきものを思い浮かべますか?

驚異的な適応力を持つクマムシという1mm程度の大きさの小さないきものがいるのをご存知ですか?
ムシが苦手な方は、ちょっと気をつけて検索してくださいね。
こんなに小さいのに、しっかりした爪があります。一見すると、なかなかかわいらしいではないですか。。。。
ところが、ところが、かわいいってもんではありません。
彼らは、ただ者ではないくらい強敵です。
その類希なる能力。
人間には到底敵いません。

●海にも陸にも熱帯地方にも北極にもみなさんのお庭にも、地球上の至るところに存在。
●乾燥条件下では、乾眠(かんみん)とよばれる休眠状態へ。→水をかけるとあっけなく復活し、何事もなかったかのように元気に活動再開。

知られている限り、
●真空でも生き延びられる唯一の動物。
●宇宙空間にさらしても平気で生きていた。
●極度の温度変化 (151度から−273度まで調べた)のストレスにも耐える。

うーん、何とも驚異的な耐久性をもついきものですね。
こんな生き物が地球上に存在するとは思いませんでした。

●遺伝情報 (DNA)を調べると、全体の17.5%にも相当する大量の外来DNAが含まれていた。
●全く異なる複数の生物界に由来するDNAが含まれることが判明した。
その大部分は細菌(16%)、菌類(0.7%)や植物(0.5%)、古細菌(0.1%)、ウイルス(0.1%)のDNAもあった。

彼らが異なる生物からのDNAを積極的に取り込みやすいという特殊なメカニズムを持っていることが、彼らに驚異の強さ、たくましさを与えたのかもしれません。

その他。
・1000種類以上のクマムシが記載されているが、その99%は生息環境で何を食べているか不明
・種類によって、1.オスとメスがいる、2.メスのみ、3.雌雄同体、という3グループに分けられる。
・種類によって肉食性、草食性、そして雑食性に別れる。

まだまだ、地球上には不思議ないきものが沢山います。
また、次の機会には友人が研究しているすこぶる面白いいきものをご紹介します。

ソニー生命ニュースリリース〜中高生が思い描く将来についての意識調査2017 [リサーチ]

http://www.sonylife.co.jp/company/news/29/nr_170425.html
ソニー生命さんのリサーチです。

ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2017年3月21日~3月27日の7日間、全国の中高生に対し、「中高生が思い描く将来についての意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名(中学生200名、高校生800名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

いろいろと興味深いリサーチ結果がありましたが、以下、一点だけ載せておきます。

●中高生が考える“カッコいい大人”とは、どのような大人なのでしょうか。

全回答者(中学生200名、高校生800名)
中学生
「好きなことに打ち込んでいる」50.5%、
「マナーがしっかりしている」49.5%、
「身近な人々(家族や仲間)を大事にしている」47.0%
「面白い・ユーモアがある」が47.0%

高校生
「マナーがしっかりしている」53.1%
「好きなことに打ち込んでいる」51.9%、
「身近な人々(家族や仲間)を大事にしている」46.4%
「仕事に打ち込んでいる」46.4%

“好きなことに熱中している大人”、
“きちんとマナーを守っている大人”、
“家族や仲間を大切にしている大人”

をカッコいいと思う中高生が多いようです。

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みなさま、ご感想はいかがでしょうか?
お子様が、ポジティブな大人に囲まれていらっしゃることを祈りつつ……………..

小学生にも同じ質問をしてみたらどんな感じなんでしょうね。
中学生とほぼ同じ回答でしょうか。
うーん、自分にあてはめて考えてみます。
好きなことに打ち込んでいる◎、
マナーがしっかり○、
家族や仲間を大事にしている○、
仕事に打ち込んでいる◎、
面白い、ユーモアがある○か△
自分に自信がある◎
おしゃべり、トーク上手  あまり口数が多くなく聞き手ですので△かな…..
対等な目線で接する (上から目線にならない)○

マナーを守り、ユーモアのある人間を目指します。トーク力も鍛えなければ。
少なくとも、未来を担う巨人達にネガティブな印象を与える大人にはなりたくないです。
同じ大人なら、ポジティブな印象を与えられるよう、自らポジティブに生きる大人でありたいと思います。

博士号取得者の教員採用は秋田県がさきがけのようです [リサーチ]

博士号取得者を教育界で活用しようと積極的に動いたのは、秋田県教育委員会が全国のなかで一番早かったのではないでしょうか。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/004/gijiroku/attach/1288749.htm

理科離れの阻止に向けて、子どもたちの理数分野への興味・関心をひきだし、将来、科学技術や医療を担う人材を育成することも含め県全体が一丸となり、目標設定が明確になされた結果、全国にさきがけて施行したのでしょう。たしか、秋田県教育委員会は、東北大とも連携していたように記憶しています。
現在は採用を取りやめているようです。おそらく、一定期間採用したことで、十分の人数が確保でき、彼らの挑戦を暖かく見守りつつ効果測定中なのではないでしょうか。

現在のところ、理系の博士号取得者を対象とした教員採用試験において、実際に毎年、何人を採用して、採用後どのような影響があったのかについて、データを探しますが、残念ながら採用された方のアンケートやインタビュー以外は収集できませんでした。


秋田県の公立学校のHPをいくつか覗いてみました。
とてもしっかり構成されていて、理念や目標、5年後までのビジョンが明確に提示されており、土台がしっかりしていてぶれない教育がそこにあるのではないかと、そのような印象を持ちました。
博士号教員の授業風景や指導案らしきものが発掘できました。活躍されていて、生徒の食いつきも良さそうな印象です。

生きた科学は楽しいものだと思います。
日常生活と密接しているので、実は理科離れということば自体成立しないんですよね。切っても切れない、避けて通れないのが理科。原発、地震のとき随分騒がれましたが、自然科学、科学技術、医学の知識は、人々の生死に関わる判断に大きく影響を与えるもの。

科学技術、医療、情報技術は日進月歩、それに伴い、理科の知識は日々更新されるものです。
とりわけ、理科の教科は、本来、毎日教科書が更新されるはずのものであり、指導法や授業内容もこれに追随する必要があるのです。
とりわけ、科学実験や探究学習においては、時代に置いていかれないように注意が求められます。
教材を研究、探究学習を研究、科学実験の材料や機械を改良するなど、日々更新の必要があるでしょう。

教育と研究との橋渡し、教育を研究することにより、科学教育の専門家として、大いに活躍できる場が、教育の場にたしかにありそうです。子ども達も最新の科学に触れる事ができますし、何よりも科学が大好きな教員に教わるのですから、従来とは異なるリアルな理科の世界を知るでしょう。

数年後には、博士号取得教員の活躍がこれまで以上にもっとクローズアップされるのではないでしょうか。高校教員の場合には、特に大学入試改革に向けた対策において多く貢献できると思います。
小中学校でも、アクティブラーニング、探究学習の分野でその貴重な役割を担えることと期待します。


秋田県と言えば、全国学力テストの結果が毎年極めて優秀であり、長年持続している県ですよね。
なぜ、いつも一番なのか(2016年度は一位ではないですが)、これまでその謎ときを色んなところでされていますが、教育委員会も学校も、地域の皆さんも、そして家族や両親も一丸となり協力して教育に向き合ってるからこその結果ではないかと思います。











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