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おそるべし珊瑚〜多くの命のゆくえを左右する偉大な存在 [リサーチ]

■珊瑚

・海洋生物のおよそ1/4が珊瑚礁に生息している。
・サンゴの生息に適した海水温は、25-28℃である。

○深刻な脅威に・・・
・減少しつつあり絶滅が危惧される。原因のひとつは海水温の上昇であり、
 最も影響を受けるのは石灰質の骨格をもつ珊瑚。
・サンゴに棲みつく褐虫藻 (共生)は光合成をして、珊瑚に栄養分を与える。
 30℃を超える期間が長いとサンゴから脱け出し、珊瑚は骨格になり白くなって死滅する。
・海水の酸性化も問題。
・気候変動以外にも魚の乱獲も問題。


○津波の防波堤
・津波に対する自然の防波堤となる。
 2004年のスマトラ島沖地震、一部ではマングローブ林とともに
 波を打ち消す役割を果たしたところもあった。


○生き物たちを呼び寄せる
・賑やかな音を発する珊瑚礁ほど、生息する生物が多く珊瑚礁の健康状態が良い。
 珊瑚礁に生息する様々な生物種から発する騒音は、海中の数キロ先まで届く。
 この騒音が、遠いところの新たな生き物たちを呼び寄せ、珊瑚礁にすみつくよう促す。
 賑やかで健康的な珊瑚が、さらに賑やかで健康的になっていくしくみ。

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フィンランド教科書 (生物分野) [リサーチ]

フィンランド国内で最大のシェアを持つSanoma Pro社出版の、
教科書 (生物編) を読んでみた。

■対象
日本の中学校にあたる7年生から9年生

■学習の柔軟性
そもそも学校の学習に対する考え方が大変柔軟な模様。
教科書に縛られないという、教師に多くの裁量が与えられている。
p109より。
国家教育委員会が定めた到達目標を達成するために、新・旧、また他社を含め様々な教科書、
時によっては、大学のテキストを中学校の段階で使用することがある。
これらの対応は、指導する教員に任されている。

■内容
・生体システムとして各システムの相互の関連性を重視しており、体系的に述べられている。
・図表や解剖図と文章の割合では、文章の方が多い。ただし、電子顕微鏡写真はかなり多い。
・どう考えるのか?という問題提起が多く、自分自身の考えを問われる場面が頻発する。
・マインドマップの多用
 p124, 練習問題、タバコと体
 タバコの有害な影響について*マインドマップを作成しなさい。
 *フィンランドの教育現場では、小学校からマインドマップはよく用いられている。
 イメージマップともいう。
 (探Q舎でも積極的に使用)

・いきものを"高度な生体システム"として捉える。
その"しくみ"、その"つながり"、に焦点をあて、命あるものとして生きていけるのは、
このような精巧なシステムが背景にあるのだ!と伝えることに主眼が置かれているようだ。

■日本の教科書との対比
・生物は暗記科目なんかではない。
 日本の中学、高校の"生物"の教科のイメージは、
 物理や化学に比して沢山のことを暗記する科目と捉えられがちだが、
 暗記科目と言うイメージはどこにも見当たらない。

 なぜなのか、"しくみ"はどのようなものか、"つながり"はどのようになっているのか。
 すなわち、ものごとを論理的に、階層的に、体系的に、深く考えることが常に求められる。

・日本の教科書に比べ、情報量が圧倒的に多く、内容も高度で詳しい。
 日本の高等学校の学習内容以上の知識を与えている。
 例えば、人体の骨の構造では神経や血管を通るハヴァース管まで記載されており、
 大学でさえも医学部の人しか習わないのではというような知識もあった。

・タバコの悪影響を真っ向から警告
 p120、5章代謝の呼吸のセクションでは、タバコは呼吸器を破壊することを示している。
 喫煙者の真っ黒の肺の写真を載せており、肺胞がタールで一杯になっていることを示している。

・哲学、道徳的な分野とも関連づけがなされており、深く考えさせられる内容。
 第一章、生命の特徴、生命とは何か?から始まり、最終章、人の一生、幸福な人生とは?で終わる。

・生殖の章では
 「成熟する性」、「責任あるセックス」、「赤ちゃんの誕生」の3章から成り、
保健(日本の高校の性教育?)の分野や、思いやりなど人の尊厳に触れる道徳分野が融合している。

・文章の中に、具体的な数字も比較的多く記されている。
 数字から事実を捉えるだけでなく、文章を読むだけでも映像をイメージしやすくなっている。
 決して、数字を暗記せよということではなく、生体システムをイメージしやすいように具体的な数字を 提示しているのだと推察される。

 例) p113
  毛細血管に関する記述
 「毛細血管の網目は非常に細かく、ほとんど全ての細胞が毛細血管に接している。
  毛細血管の直径は平 均で0.008 mm、つまり赤血球の直径と同じである。
  赤血球は、毛細血管を通るときには一列に並ぶことになる。毛細血管の壁は薄く、
  細胞1個分しかない。・・・」

そして、毛細血管の中で、赤血球が一列に並んだイメージ図は、頁をめくった後に現れる
(ただし、原著はどうか不明。日本語訳の教科書の場合だけかもしれない。)


その他の例)
・200年生きたゾウガメ。イガゴヨウマツは樹齢4000歳以上 
・ハリネズミは体温4℃になって休眠に入る。
・ヒトの卵細胞0.1 mm、その他の細胞、0.01 mm以下
・菌類界、150万種の菌類、30万種類の植物存在、140万種の動物、
・シロナガスクジラ全長30m、重さ135t
・節足動物、現在750,000種類
・軟体動物門、140,000以上の種類

・胚性幹細胞 (全能細胞)200種類以上ある。どんなタイプの細胞にもなることができる。
・ヒトの体にはおよそ230種類の細胞がある。
・ヒトの体には200以上の骨がある。成人200-208個、子ども220個、赤ちゃん300個
・心筋は、自律的に、24時間で10万回以上拍動。
・微笑みは17の筋肉による協働作業、まだ目が見えない子どもでさえ、生後4週間後には微笑み始める。
・消化管の全長7m、食物はほぼ24時間かけて通っていく。
・小腸を広げると200m2ほどの面積になる。
・肝臓の重さ約1.5kg、最大の内臓。
・血液、体重70kgの成人だとおよそ5-6L
・赤血球は、体の中で最小の細胞で、全細胞量の約1/4を占める。
 赤血球の重さの1/3は鉄を含むヘモグ ロビン。赤血球の寿命は約3-4ヶ月。
 毎秒およそ2万個が死滅する。
・心臓は、安静時、1分間に60-70回拍動、1分間におよそ5Lの血液、
 つまりヒトの全血液量が心臓から 送り出される。
・心臓は、ヒトの一生の間に約30億回拍動する。
・毛細血管の直径は平均0.008 mm、つまり赤血球の直径と同じ。
・毛細血管の壁は薄く、細胞1個分しかない。
・肺胞の表面積は成人では75-80 m2
・腎臓はそれぞれ約150gの重さで、膀胱は400-500mLの尿が溜まるといっぱいになる。
・原尿は24時間で180L生成され、尿は通常24時間で1.5-2L。
・皮膚の温度が15℃以下、45℃以上になると痛覚受容器が刺激される。
・ヒトの一生の間に生まれる記憶細胞は約1000万種類になると概算されている。
・皮膚の厚さは3 mmから 10 mmと様々。
・遺伝子が働き、ヒトの生体内では平均4万種類のタンパク質が生産される。

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■少し分かりにくいと感じた点
興味関心をひいたり、日常生活に絡めたりするような問題提起をする反面、
文章と図のリンクが少し弱いと感じた。

ただし、これは、意図的にそのように構成されているのかもしれない。
自らの力で、図と文章の間を埋めるよう、子どもたちに求めているのかも知れない。

実際に、この教科書一冊では、答えが見つからないように、
敢えてそのようにしているのではないかと思われる箇所がいくつかあった。

おそらく、前に記したように、他の教科書を照らし合わせたり、複数の資料を併用したりして、
補うことを促進しているのであろう。

自ら、調べたり情報を探したりすることを推奨するため、
読解リテラシー、情報リテラシーを身につけるため、
たった1冊の教科書に頼りすぎることを避けているようにも思う。
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まど・みちお [リサーチ]

まど・みちお
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熟練 (熟達) による脳活動の変化をみてみよう [リサーチ]

Hill and Schneider, 2006
「The cambridge handbook of expertise and expert performance ,p656」より図を改変


熟達と脳.jpg



この図は、ある運動を学習するために1時間の簡単なトレーニングを行い、
その技術獲得 (熟達) までの脳活動の時間経過を追ったものです。
熟練に伴い、脳の活性化領域が整理されていきます。

左は、トレーニングし始めの脳活動 (初心者)、
真ん中は、中間の脳活動、
右は、技術を獲得した熟練したときの脳活動 (熟達者)、

白い領域は、学習する前に比べて脳活動が増大した領域を示します。
活性化する脳領域は、技術を獲得するにつれ、減少しています。

特に、意識的な注意をコントロールする領域(前頭葉、頭頂葉)の活動が減少しており、
運動技術の獲得がなされると、無意識的にできるようになることを示唆しています。

この結果を学びの段階として捉えるならば、
意識してできる段階から、
無意識的に行える自動処理の段階へと、
さらにステップアップした結果を示しているのでしょう。

同じ運動を行っているにも関わらず、熟達前と、熟達後では、こんなにも、
脳の活動パターンに違いがあるものなんですね。

熟達前は、エネルギーが要りそうに思えてするのが億劫になることも、
熟達後には、いとも簡単に、軽々とできちゃいますよね。
みなさんも、こういう経験を何度もされているのではないでしょうか?

脳では、こういう変化が起こっているのですね。
熟達とは素晴らしいものですね。

この図を見ると、「妙に、納得?!」でしょうか。



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学び、成長のステップ [リサーチ]

脳内のつぶやき。

学び、発達のステップ
他にもあると思うが、ひとまずまとめてみた。

1) 3段階

■知識→見識→胆識 (東洋思想)

→知識  
(話を聞いたり書物を読んだりして習得するもの。
思慮、分別、判断は、単なる知識ではできない。)

→見識 (良識)
(知識に物事の本質を見通す思慮・分別・判断が加わり、意義あるものとなる。
見識を身につけるには、物事を幅広くかつ深く考えることを習慣化すること。
見識は、本当の学問、先哲・先賢の学問をしないとできてこない。
知識に体験や人格が加わり、判断できるようになる。

→胆識
見識に実行力、断行力を伴うと胆識となる。軸がぶれずに行動できる強さがえられる。
実生活の中に、"ほんとうの学問"を練り込むことが重要である。


■守破離 (日本の伝統的な道のきわめ方のひとつ)

→守
指導者、上司、先輩の話を素直に聞き入れ、マネをして (モデリング)忠実に再現して行く段階。
基本・基礎をしっかりと守り、学んだ基本基礎を実践する。
流儀を習い、流儀を守り、理論通り実践することに励む。

難しいことは考えず、疑わず、素直な心が何より重要だと言える。
でなければ、知識も技も入ってこない。頑固であれば、気づきも得られない。
素直さが気づきのチャンスを増やす。素直さが学びの質や効率を高めると言える。

→破
指導者、上司、先輩の話しを守るだけではなく、徐々に破る行為へと繋げる。
自分なりのオリジナルの工夫を加え、指導者から教わらなかった方法を試行する。
試行錯誤を積み重ね、自己流のスタイルに挑戦し、基礎を破っていく。

一通り、基礎基本を習得した「守」の段階を越えて、難しいことを自らの頭で考えることが重要。
あえて、疑うこと。既知の知識情報は正しいのか、このやり方で本当によいのか、もっと良い方法はないのか、研鑽を積む。ひとつの流儀を極めた後に他の流儀と比較検討し、研究を重ねること。


→離
これまでの学びをさらに発展、跳躍させ、自己の世界を創造する。
「守」と「破」の段階を経て、歩んで来た道をふり返り、既知の世界とは違う独自の未知を切り拓く。
研究の集大成の段階。
「守」と「破」とは異なり、「離」の道は、生を全うするまで続く。
創造と進化には終わりがないといえる。


■→気づき→学び→悟り (よく言われるが、出所不明)
こちらは、今回は説明を省略するが、前の■守破離の項で述べたように、
よい気づきがなければ、学びの段階につながらないことを意味する。
したがって、良い学びのためには、
"いかにして気づくか"、"気づきの機会をいかに多く得るか"、と自らに問わねばなるまい。

"気づきを与えてくれるもの"、に素直に接すること。
これが、学びの扉を開く、そう言って良いのではないだろうか。


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2) 4段階

■ピアジェの発達理論
感覚運動期(sensory-moter period, 0~2歳)
前操作期(preoperational period, 2-7歳)
具体的操作期(concrete operational period, 7-12歳)
形式的操作期(formal operational period, 12歳以降)

探Q舎の子どもたちの殆どは、具体的操作期(7-12歳)にあたる。
獲得された知識を相互に関連付け、統合された形で記憶する。
知識を総合活用し、物事を多面的・総合的に捉え、組織的思考、理論的思考を用い課題解決できる。
具体的な事物や状況において、理論的な思考ができる。


●知→聞→意識→無意識 (意識せずとも行動できるようになる)

この、意識している段階から、無意識でできるようになる段階への移行プロセスが興味深い。
一体、何がおこっているのか、
また、改めて脳科学的、神経科学的な知見と、絡めてみたい。


●知→覚→動→考の繰り返し
動く、すなわち行動することが、考えることに先行するということが重要なポイントである。
身体がとった行動を元に、脳が考え、判断する。
脳は、実は身体の意見によく耳を傾け、聞き入れることも多いという。
思考が行動のあとについてくる、という点は抑えておくべき。
子どもたちも私たち大人も大いに活用できる重要事項。


●清水久三子氏の学びの4段階説 (プロの学び力、東洋経済新報社  2007より)
→概念の理解 (知っている、知識)
→具体の理解 (やっていたことがある、経験)
→体系の理解 (できる、能力)
→本質の理解 (見識)

こちらの本は、プロとして価値を産み出す生産性の高い仕事をするための効率的で最短コースの学び方を提唱したもの。
シンプルにまとめられていて思考の整理に役立った。
探究の教材開発、授業の質向上のためのコーディネーター、ファシリテーターとしての仕事に活かせる。
如何に、オリジナルで価値あるものを生み出せるかは常に問い続けなければいけない。
価値あるものとは、子どもたちにとって良い学びを達成するための環境、教材を提供することである。

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3) 5段階


→知っている
→理解している
→やっている
→できている
→教えている


→知らないしできない
→頭でわかっていてもできない (ほんとうの意味ではわかっていない、知行合一)
→知っているが意識しないとできない
→考えなくてもできる(学んだことを無意識レベルで覚えている)
→どこからでも教えることができる (考えなくてもできる状態で意識して人に教えることができる)


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4)6段階

■アブラハム・マズローの欲求段階説
第1  生理的
第2  安全
第3  社会的
第4  尊厳
第5 自己実現
第6  自己超越

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化。
自身の体験からであろうか、晩年に、自己超越が加えられ、6段階となった点が興味深い。
欲求のおこる順番は、一番から順になるとは限らないため、→は使わないこととした。



知らない → 知る
知る → 分かる
分かる → 行う
行う → できる
できる → 共有する
共有する → 在る

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5) 7段階


→知る
→わかる
→行う
→続ける
→できる
→教える
→成長する


■エリクソンの発達段階論〜ライフサイクル8段階
1:乳児期 (0~1.5歳)   ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期 (1.5~4歳) ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)
3:幼児期後期 (3~6歳) ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期 (6〜12歳) ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 (13~22歳) ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 自己陶酔)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)
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日本の品質管理の父 [リサーチ]

石川 馨
■日本の品質管理の父
■日本の化学工学者。工学博士。東京大学名誉教授、武蔵工業大学(現東京都市大学)元学長。
■名言「品質管理は教育に始まり教育に終わる」
■QC (Quality Control )サークル活動の生みの親
日本における品質管理、特にTQC(Total Quality Control、全社的品質管理)の先駆的指導者。
職場内小グループで自発的に品質管理活動を実践することを提唱し、このグループを「QCサークル」と名づけた。
■QC七つ道具*の一つである特性要因図(cause and effect diagram、ishikawa diagram、fishbone diagram)を創案した。フィッシュボーンと呼ばれるこのツールは教育界でも知られ授業で使われることもある。

*QC七つ道具
日本の製造業を世界一の品質にした一番重要な手法。
企業で品質改善活動をおこなうときに最初に学習するもの。
管理を行うにあたり、現象を数値的・定量的に分析するための技法。
可視化により、誰にでもすぐに問題点がわかったり説明を容易にすることを狙っている。

パレート図
特性要因図
グラフ(管理図を含む)
チェックシート
ヒストグラム
散布図
層別


日本の製造業の製品の品質が世界一になったのは、企業全員が、「QCサークル」などで「QC七つ道具」を使って品質改善活動をおこなってきたからと言われる。


ちなみに、定性分析を狙う新QC七つ道具もある。
QC七つ道具 (定量的な現象分析を狙う)に対し、定性的な分析を狙う。
問題の構造を早期に明らかにするのが目的である。

新QC七つ道具
連関図法
親和図法
系統図法
アローダイアグラム法
マトリックス図法
マトリックスデータ解析法
PDPC法


可視化する、分析する、情報を整理する、現状を把握する、
改善するこれらのツールは、は品質改善の分野に限らず
様々な分野で活用できる有用なツールになっている。

どのような世界でも"きほん・きそ"が重要である。
そして、それは、教育に違いない。


もう一度、日本の品質管理の父の名言を、ここに。
「品質管理は教育に始まり教育に終わる」


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絶滅危惧種を知ろう [リサーチ]

自然は好きですか?生き物は好きですか?

もしも、この地球に人間しか住んでいなかったととしたら・・・・
ちょっとつまらない、そんなどころではありません。

生き物があまり好きではないという人も、
植物からは栄養も、植物が産生した酸素ももらっています。
動物からは貴重な命と栄養をもらっています。


今回は、動物です。
好きな動物は何ですか?
みなさん、お好みはいろいろだと思います。
初めて動物園に行った時、最も衝撃を受けた動物はなんだったでしょうか?
ライオン、ゾウ、チーター、パンダ、それともキリンでしょうか?


今回は、絶滅危惧種 に関してです。

絶滅とは、文字通り、
地球上から生物の種がいなくなってしまうこと。

【絶滅危惧種について】

2016年秋のデータによれば、
世界の野生動物の数が1970年時と比べて58%減少したと推計された。

ロンドン動物学協会(ZNL)と世界自然保護基金(WWF)がまとめた報告書「生きている惑星」は、
現在の傾向が続けば、
脊椎動物の数は2020年に3分の1になる可能性があると警告している。
推計によると、湖や河川、湿地帯に生息する野生動物の減少が最も激しいという。
生息域の縮小、野生動物の取引、汚染、気候変動など人間活動によるものが原因だとみられている。

====================================================================
自然保護に関する世界最大のネットワーク、IUCN(国際自然保護連合)。
2016年12月、IUCNの絶滅危惧種掲載リスト (レッドリスト)にキリンが加えられた。

陸上動物で最も背の高いキリンの生息数は1985年では、およそ15万5000頭
いたものが、2015年にはおよそ9万7000頭まで減少した。
これまでは、軽度懸念になっていたが、過去3世代のうちに生息数が3割以上減少したことにより、
2016年「絶滅危惧2類」に引き上げられた。

専門家によると、
サファリに出かければキリンはあちこちにいるため、これまでキリンは注目されなかったという。
しかし、実際には、あまりに短期間に激減したという。


最近の研究では、キリンは4つの異なる種で構成されている可能性があると分かっているが、
種類によっては、400頭まで減っていると言う (2016年12月現在)。

原因はいくつかあるが、人間の影響がほとんどである。
密猟、人の侵入による生息地の縮小、戦乱の影響 (兵糧になる)など。

トラ、ゾウ、サイ、ウミガメ、パンダ、ホッキョクグマ、オランウータン
などは、よく知られている絶滅危惧種だが、
キリンは認知度が低いという。

親しみのある動物は、数が多いと錯覚される危険性がある。
専門家であっても絶滅危機にある状況を見過ごしがちになってしまうという。
多くの動物が気づかれぬままに絶滅へ向かうスピードはおそろしく速い。


===================================================================-
2016年9月現在
レッドリストには、最も絶滅の恐れが高い3つのカテゴリーに、
2万種以上の野生生物が記載された。

動物  12,316種
植物  11,577種
その他    35種
合計  23,928種

ほ乳類、鳥類、両生類の研究が比較的進んでいる。
魚類や無脊椎動物などは調査が充分ではない。
調査が進むにつれ、絶滅危惧種は激増するであろう。

ほ乳類 ・・・存在が知られるほ乳類は約5,500種のうち、1,208種・・・20%以上が危機
鳥類 ・・・存在が知られる一万余種のうち、1,375種・・・10%以上が危機
両性類 ・・・ 存在が知られる約7500種のうち、2,063種・・・25%以上が危機


一説によると、年間約4万種の野生生物が、人間が原因で絶滅しているという。
地球の歴史上、第6回目の大量絶滅が非常に速いスピードで進行している。

(過去5回の大量絶滅の原因の多くは、
地球環境の変化や、生物同士の生存競争によるものである。)





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あなたのふしぎに向き合いましょう〜「ふしぎ」金子みすずの詩 [リサーチ]

「ふしぎ」
      金子みすず

わたしはふしぎでたまらない、
黒い雲からふる雨が、銀にひかっていることが。

わたしはふしぎでたまらない、
青いくわの葉たべている、
かいこが白くなることが。

わたしはふしぎでたまらない、
たれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。
 
わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。

====================================================================

教科書にも掲載されていましたし、
どこかでご覧になった方も多いかもしれません。

私たちの世界には不思議が溢れていることに、
あらためて気づかされます。
あなたの不思議は、なんでしょうか。


アンテナに触れたそのときに、
あれっ?と感じたそのときに、

もう一歩グッと深めることができるように、
機会を逃さず、サポートできたら嬉しいです。

そのとき、その場で、出会った不思議。
その一瞬を生かせるかどうか、
運命の分かれ道かもしれません。

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京都市立堀川高等学校 井尻 達也先生の講義 [リサーチ]

京都市立堀川高等学校 井尻 達也先生

JAXAに就職後、宇宙ステーション「きぼう」の開発などに従事され
その後、教員に転職されたという珍しい経歴をお持ちの井尻 達也先生。

京都市立堀川高等学校といえば、探究学習を時代に先駆け実践し教育成果を創出している
最も有名かつ人気の高い高校のうちの一校です。
先生も転職後、教授法に悩まれた時期もあったそうですが、
生徒が自ら主体的に学ぶアクティブ・ラーニングに出会われ、
その後、積極的に教材の研究開発に関わり、現在に至るそうです。


休息を兼ねてゆっくり動画を見てみました。

京都大学 教育課程論Ⅰ「探求的な学習の実践」
京都市立堀川高等学校 井尻 達也先生 
2016年12月7日
https://www.youtube.com/watch?v=0692QaoFK_s


少し長いのですが、ご興味ある方は、ザッと目を通されるだけでも発見がありそうです。
"探究"は、決して将来の研究者や科学者たちだけのものではなく、
すべての人に必要なものではないでしょうか。



科学の世界だけではなく、
ビジネスマンでも経営者でも、
地域の問題を解決するためのサークル等の組織でも、
ママ友同士の会合でもきっと、
それは必要なのではないでしょうか。

高校生の授業ですので、もちろん、小学生さんには早すぎる内容も含んでいます。
しかしながら、探究の本質的な部分や、そのメリットは小学生さんに対しても
同じように伝えることができるでしょう。
少し工夫すれば、コアな部分をそのまま小学生さん仕様に
再構築して伝えることができると考えています。


大学生になる前に、社会人になる前に、このような質の高い生きた教育を受ければ、
大学での学業をより濃密なものにできますし、
大学に行かない場合でも、社会人になったときに、実社会の中で、
探究学習の効果を直ちに生きたカタチで発揮できますね。

ほんとうにつかえる、身になる教育がそこにある、
生きた"探究"がそこにある、
活かせる"探究"がそこにある、

これが重要ですね。


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ラーニング・パターンのご紹介_井庭崇先生 (慶応義塾大学) [リサーチ]

今、猛スピードでおこる技術革新、
地球上の多様な問題の山積、
社会は大きな過渡期に立たされています。

昨日の知識が今日は全く役立たない時代に、どうやって学んで行ったら良いのか。
詰め込み型ではなく、創造的な学びをいかにして行うのか。

これからの社会を担う子ども達には、
どのような知識が求められるのか。
どのような学びが求められるのか。

あらゆる学問分野の根源にあるもの、
それは学び、それ自体の理論。
知の理論。
学びの理論。


知的活動とは何か。
知識とは何か。
学びとは何か。

学びの原点に立ち返ることが求められていると思います。
学びってなんなんでしょうか。
果たして、現在のところ、学びのメカニズムはどれくらい分かっているのでしょうか。


世界中で、教育が大きく見直されています。
かねがね、探究学習を探究する中で実践とともに理論も深く探究し、
両者を連携させたいと奮闘しております。

前輪、後輪のように実践も理論もどちらも重要です。


====================================================================
そのような中で、学びのヒントを与えてくれるツールをご紹介します。
よりよい学びのコツを提供してくれる、"ラーニング・パターン"カタログです。
2009年のものらしいですが、私、これまで知りませんでした。

以下の、井庭崇先生 (慶応義塾大学)のサイトです。
http://learningpatterns.sfc.keio.ac.jp/
イラストもとってもかわいくて、癒されます。

このラーニング・パターンは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の
「ラーニング・パターン・プロジェクト」(学習パターン・プロジェクト)
によって作成され、2008年春、有志の学生さんたちによってなされたとのことです。
とっても良いプロジェクト&ツールですね。
どんな世代でも、おひとりおひとりの方法で、有効に活用できるツールなのではないでしょうか。














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